夜ごとの誘惑 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)Claire Delacroix/著 上木さよ子/訳
(1998/06) 284ページ
すべては、ほんの一瞬の出来事から始まった。十字軍遠征からの帰路、不思議な瓶の封を開けたロルフは、魔女の怒りに触れ、昼間は狼として生きることを余儀なくされる。折しも、狼の群れに襲われた貴婦人がロルフの夜だけのすみか、魔女の宮殿に助けを求めてきた。魔女は“愛の恵みによりて呪いが打ち砕けん”と言っていた。夫婦の契りを結べば、呪いもとけるはず。さて、どうしたものか…。一方、気に染まない結婚を拒否したアンリーズは、城を追い出され、死ぬほど嫌いな修道院へ送られる運命にあった。だから、見知らぬ男に妻になれと言われても、拒否はできなかった。ここは何もかもがすばらしく、女王のような暮らしが楽しめる。そして、夜ごと夫と過ごす、めくるめくような愛のひととき。けれども、彼は自分の素性どころか、顔さえも隠そうとする。ああ、この歓びを教えてくれた夫の姿をしっかりと見たい!愛を知ったアンリーズに、もはや怖いものはなかった。
◇関連作
「
夜は甘く妖しく」「
夜が来る前に」
夜ごとの誘惑 (ハーレクイン・ヒストリカル文庫)(2005/01) HHB10
ちゃんとあらすじを読んでから読み始めたので、魔女やら呪いやら、突拍子もない設定も、すんなり受け入れて、変化する部屋や意地悪な門など、ただおもしろく読み進めた。
「この話を、本気で信じているのか?」 by ロルフ・ド・ヴィアンダン
いやいや、そんなの信じるの、アンリーズだけですから。(笑)
でも、人間のロルフより、狼のロルフの方が好感もてるってのどうなの。
やっぱり動物が出てくると、そっちにもっていかれちゃうのねえ。


