雑貨&ロマンス

〜雑貨&既読ロマンス本のあらすじ・感想〜

「ジェリコ・信じあう愛」 サンドラ・キャンフィールド S-336 

ジェリコ・信じあう愛―キャラウェイの狼たち〈1〉
(ハーレクイン・スーパーロマンス)

Sandra Canfield/著 日野てるこ/訳
(1997/08) 283ページ

ジェリコは故郷の町キャラウェイ・コーナーズのバーに十八年ぶりに足を踏み入れた。父が殺人を犯したこの場所に、二度と戻らないと誓ったのに…。刑期を終え、明日出所してくる父。父親ゆずりの不良―。偏見はジェリコが売れっ子写真家になった今でも変わらない。町の人々の好奇と悪意に満ちたまなざしがからみつく。ぼくは変わったんだ。けんかはしない。挑発に乗るものか。葛藤もむなしく、彼は昔のように酔っぱらいを殴ってしまった。「やめなさい、保安官命令よ」少女のように小柄な女性が止めた。何だって?このキュートなバービー人形が保安官?熱っぽく、どこか小ばかにしたように彼女を見つめ、ジェリコはつい言ってしまった。「ぼくは指名手配されているんだよ、女性のハートを盗んだ罪で」

「この愛しき者を」 サンドラ・キャンフィールド S-200 

この愛しき者を (ハーレクイン・スーパー・ロマンス)
Sandra Canfield/著 宮沢ふみ子/訳
(1991/12) 283ページ

一瞬の誤認による悲劇。それは有能な警察官ジェイクにとって思いもかけぬ不運だった。罪の意識に押しつぶされ、周囲の勧めで警察を休職した彼は、ボランティアとしてとある病院の未熟児集中治療室で働き始める。毎日その集中治療室に通ってくる未熟児ピーターの母親、ロビン。“しわくちゃでピンク色のわたしの愛しい赤ちゃん。どうかがんばって。ママにはもうあなたしかいないの!”そして、そのロビンを見つめるジェイク―。近づくのは間違っているのかもしれない。苦しむのは目に見えている。しかし、この無力な幼子を、頼るすべなき母親を、この愛しいふたりを守ってやりたい、この俺の手で。だが、いつかは告げなくてはならないだろう。彼女の夫を殺したのは自分だということを―。

「バラと虹とあなた」 サンドラ・キャンフィールド S283 

バラと虹とあなた (ハーレクイン・スーパーロマンス)
Sandra Canfield/著 西田ひかる/訳
(1995/05) 284ページ

「踊りませんか」スーパーボウルの前夜祭のパーティーで、アレックスはフットボールのスター選手パトリックに声をかけられた。でも彼女は申し出を受けることができない。ここ何年か関節炎に悩まされ、杖なしでは歩くことさえできないのだ。今夜も、同じ病気で苦しむ子供たちを励ますキャンペーンのために、脚の痛みを押してやってきたのだった。こんな障害を知ったら、彼は決してわたしを誘ったりはしないはず…。アレックスは自分の考えに傷つきながら彼の誘いを断ると、杖を取って逃げるようにパーティー会場をあとにした。翌朝、アレックスのもとに白いバラの花束が届いた。添えられた謝罪のカードを見るまでもなく彼女にはそれがパトリックからだとわかっていた。彼はほかの男性とは違う。アレックスにはそんな予感があった。けれど、そう思えば思うほど、彼女の苦しみは増していくのだった…。

「真実は眠らない」 サンドラ・キャンフィールド S294 

真実は眠らない (ハーレクイン・スーパーロマンス)
Sandra Canfield/著 井上碧/訳
(1995/11) 284ページ

ケリーはテレビから流れる夕方のニュースを聞きながら、明日の撮影旅行に持っていくものをスーツケースに詰めていた。旅行はフォトジャーナリストという仕事の、すばらしい役得の一つ。それに今回はピュリッツァー賞さえねらえそうな絶好の機会だった。だが、そんな考えもニュース速報を耳にしたとたんに吹き飛んだ。「本日、服役中のウィリアム・ストーンが州刑務所から脱獄しました」ウィリアム・ストーン。忘れもしない、ケリーのせいで有罪になった男。一年前のあの日、公園に撮影に訪れた彼女が見たのは見慣れたいつもの風景ではなく、死体のそばに銃を持ってひざまずくストーンの姿だった。ケリーは本能的にシャッターを切った。彼はきっとやってくる…。深夜、悪夢は何の前触れもなく始まった。「言うとおりにしろ。そうすれば危害は加えない」男の太い声がケリーの耳もとでささやいた。