この恋スイッチオン―1990年代(ハーレクイン・アメリカン・ロマンス (A209)Judith Arnold/著 鈴木靖子/訳
(1992/07) 218ページ
<きみのボディがほしい>ルーシー・ベックウィズは目をつむり、深く息を吸った。コンピューターの画面に、奇妙なメッセージが現れている。<きみがほしい。ルーシー・ベックウィズ>メッセージの送り主は彼女を知っている。<あなたはだれ?><いい男だ>冗談でしょう!だれがそんなメッセージを?ルーシーは、21世紀も間近いハイテク企業の町で、システムデザイナーとして働いている。都市計画プロジェクトの主任デザイナーだ。研究一筋で静かに過ごしてきた彼女は、画面の言葉に仰天した。同じ時期、彼女のプロジェクトにコンピューターの悪魔的天才と呼ばれる、システムデザイナー、ジム・カザンが参入してきた。彼は学生時代に国防総省の機密コードを破ったことで有名だ。ルーシーは目立ちたがりのジムが前々から大嫌いだった。
2年間ルーシーに片思いしてるジムが、ずっと彼女に疎まれているこの事態を打開しようと、コンピューターを介して親密になる(平行して現実世界でも)んだけど、その"彼"がジムだとルーシーにばれて、激怒して…っていう定番ストーリーなんだけど…。
なんとも、読みづらい。
ジムの性格上そうしたのか、軽快さを出したかったのか、訳がとっても浮いてる感じ。
”いたー。うへっ。えーっ。” などなど…
状況の説明やセリフはそうでもないのに、心の中で思う言葉がこんなのが多くて、仕事もバリバリできてまわりにも認められた30才超えた2人が、突如語彙が異常に少ないティーンエイジャーになってしまう。
そのうえ、ト書きのようにぶちぶちきれる書き方。
うーん、きっと、原書だと違った印象を受ける本だと思うわ。


