失恋同盟 (ハーレクイン・テンプテーション)Elise Title/著 片山真紀/訳
(1994/12) 188ページ
ウエディング・ベルが高らかに鳴り響く。エミリーはもう、悲しみの涙を抑えることができなかった。クリスが結婚してしまった。私が小学校二年生のときから二十年間も思い続けてきたクリスが。それも相手は、私のルームメイトのライザ・エモリー。こんなの残酷だわ。幸せに満ちた二人を見ているのがつらくて、エミリーは祝福の渦を逃れ一人になった。すると、どこからか何か押し殺したような声が聞こえてくる。見ると柱の陰で、男の人がすすり泣いているではないか。思わず駆け寄った彼女は、その彼デヴィッドの言葉を聞いてびっくりした。「僕は子供の頃からずっとライザを思い続けてきたんだ」まるで私と同じじゃないの。その晩、失恋した者どうし慰め合い、盛り上がったのはいいけれど、盛り上がりすぎて、二人はベッドまで共にしてしまい…。