光の島にようこそ (ハーレクイン・テンプテーション)Gina Wilkins/著 渋沢亜裕美/訳
(1995/05) 187ページ
こんなに興味をそそる人は初めてだわ。友人にレイフを紹介された瞬間、J・Jは思った。黒髪、黒い瞳、野生動物を思わせる優雅な身のこなし。まさにハンサムでセクシーだが、まなざしに得体の知れない暗さがある。リゾートの経営者だというけれど、彼の過去にはなにかあるに違いない。T・Jは新聞記者としての好奇心と、女としての好奇心の両方を刺激され、二つ返事で夕食の誘いを受けた。だがレイフは予想以上に強引だった。初めてのデートのあと、車の中でいきなり激しいキス。思わず応えてしまったT・Jは、はっと我に返って彼を押しやった。「あなたとベッドを共にするつもりはないわ」するとレイフは涼しい顔で、さらりと言ってのけた。「だれも君をベッドに誘ってなんかいないよ」なんて傲慢な男なの。T・Jはくやしくて腹立たしくて…そして、同時にますます彼のことが知りたくなっていた。
◇関連作
「
淑女のお相手は」